短期滞在ビザ専門店
タイの親族・知人を日本に
招くには
日本に来てもらうための方法を解説

目次
01
タイ人が取得できる短期滞在ビザ
02
タイ人の家族を日本へ招待するための条件
03
タイ人の家族を日本へ招待するまでの流れ
04
短期滞在ビザを成功させるためのポイント
05
タイ人家族の来日準備をする
06
まとめ
この記事では、タイで暮らしているタイ人の家族を短期滞在ビザで日本へ招待する方法について詳しくご紹介しています。
日本への旅行は刺激的で豊かな体験になるので、大切な人と共有したいと思うのは自然な事です。タイで暮らしている家族を日本へ短期滞在させるためには、短期滞在ビザを取得する必要があります。この記事では、タイ人の家族を日本へ招待するための要件や手順、申請を成功させるためのポイントについてご紹介します。
1. タイ人が取得できる短期滞在ビザとは?
詳細を説明する前に、タイ人の短期滞在ビザとはどのようなものかを理解しておく必要があります。
短期滞在ビザは、観光やその他の非営利的な活動を目的として90日以内の日本滞在を許可するものです。
特に、家族が日本にいる場合には、「短期滞在(親族訪問目的)」のビザを取得することになります。いわゆる親族・知人訪問ビザです。
<Point>短期滞在・親族訪問ビザの取得がおすすめな理由。
おすすめする理由は2つあります。
1つ目は滞在期間が長めに認められやすいという点。
日本に家族がいるという後ろ盾があるため、短期滞在ビザの中でも、親族訪問ビザは滞在日数を長く認めてもらいやすいです。
そして2点目は、入国審査の際に変な疑いをかけられにくい点です。
日本に入国する際に、その入国審査官は「この人は日本で問題を起こさないだろうか?不法就労をしないだろうか?」という目線で審査をしています。日本に後ろ盾があることで、その疑いが単に「観光目的」と言って入国するよりも向けられにくくなります。
また、短期間だからと短期滞在・観光で入国したとします。その数年後に、長期で滞在したくなり親族訪問ビザを申請しようとした際に、審査官から「なぜこの人は前回観光で入国してきて、今回は親族訪問なんだろう」と変な疑いをかけられてしまいます。
期間に関わらず、親族の元を訪問するのであれば親族訪問ビザで日本に入国するようにしましょう。
2. タイ人の家族を日本へ招待するための条件
タイ人の家族を日本へ招待するためには、まずタイ人の家族が短期滞在ビザ(親族訪問目的)の資格要件を満たしているかを確認する必要があります。
以下の要件を満たしているか確認してください。
* 訪問の目的が観光家族訪問であること。
* 日本滞在中の費用をまかなえる十分な資金を有していること。
* 有効な旅券を所持していること。
* 犯罪歴がないこと。
短期滞在ビザを申請する場合、資格要件に加え、タイ人家族は以下の書類を提出する必要があります。
* パスポート(有効期限が6ヶ月以上あるもの)。
* 査証申請書
* 写真(過去6ヶ月以内に撮影されたもの)
* 旅程表または旅行計画書
* 経済的安定を証明するもの(銀行取引明細書、確定申告書、在職証明書など)。
* 日本の招聘元からの招聘状
3. タイ人の家族を日本へ招待するまでの流れ
タイ人のご家族が招へい資格に該当し、必要書類が揃っていることが確認出来たら日本へ招待するために以下のステップを踏みます。
ステップ1:招へい理由書を作成する
招待状は、短期滞在ビザ申請の重要な要素であり、以下の情報を記載する必要があります。
* お名前と日本でのご住所
* 招へい人とあなたの関係
* 訪問の目的・期間
* 訪問者の旅行計画(到着日、出発日、フライトナンバー、宿泊先など)の詳細。
* 電話番号、電子メールアドレス等、日本での連絡先情報
* 署名
招聘状は日本語または英語で作成し、できればレターヘッドに印刷する。
招待状の原本をタイの家族に送るか、スキャンしたコピーを提出しますが、送る前に必ず原本に署名してください。
ステップ2:ビザ申請書の提出
タイにある最寄りの日本大使館または領事館で短期滞在ビザを申請します。招待状を含む必要書類をすべて持参し、ビザ申請料金を支払います。大使館・領事館は申請書を処理し、ご家族に決定結果を通知します。
ステップ3:ビザの手続きを待つ
短期滞在ビザの審査期間は大使館や領事館によって異なるため、ご家族の渡航予定日に余裕を持って申請することが大切です。ビザが下りたら、旅程に記載された日程で日本へ渡航することができます。
4. 短期滞在ビザを成功させるためのポイント
短期滞在ビザの申請を成功させるために、以下の点に注意してください。
* 申請書と添付書類には、完全で正確な情報を記載すること。(名前はパスポートから参照)
* 招聘状は、必要な情報が全て記載された明確かつ詳細なものにする。
* 雇用証明、財産所有証明、家族関係証明など、タイでの生活の現状を証明するよう家族に勧める。
* 日本滞在中の具体的な計画があることを示すため、ホテルの予約や飛行機の旅程表などの補足資料を用意する。
* 日本や他国への渡航歴がある場合は、渡航歴を証明し、渡航者としての信頼性を示してください。
5. タイ人家族の来日準備をする
タイ人の家族の短期滞在ビザが許可されたら、いよいよ日本へ来るための準備を始めましょう。考慮すべき点は以下の通りです。
* 旅行の手配と宿泊 空港から宿泊先までの交通手段を確認し、明確な指示を出しましょう。日本語が苦手な方の場合、資料等を準備しておけば、周囲の日本人に助けてもらえることもあります。また、事前に宿泊施設を予約しておくと、手続きがスムーズになります。
* アクティビティーや訪問先 ご家族が旅程を立てるのを手伝い、日本で必見の観光スポットや体験を提案しましょう。また、レストラン、ショッピング街、その他の地元の観光地を推薦することもできます。
* 文化の違い 日本滞在中に、習慣の違いや食べ物の好みなど、文化の違いを経験する可能性があることに留意し、辛抱強く、理解し、必要に応じて適応できるよう手助けしてあげましょう。
6. まとめ
タイ人の家族を短期滞在ビザで日本へ招待するためには、綿密な計画や細かい配慮が必要です。この記事で紹介した資格要件や手順を守り、家族が必要なサポートを提供することで、日本での体験が、楽しい思い出になります。タイ人の短期滞在ビザに関する詳しい情報は、在タイ日本国大使館・領事館のウェブサイトをご覧ください。