日本人が食事を始めるときに「いただきます」と言います。
これは全国で共通していう言葉なのですが、どういう意味なのでしょうか?

いただきますは、「頂く」という言葉の謙譲語になります。
謙譲語として使うことで、頂くことに、感謝を表している意味合いがあります。
重要なのは、何に感謝をしているのか、ということですが…
実は、頂く食べ物そのものに感謝を表しているんです。
キリスト教の文化では、食事の前に食事を与えてくださった神様に感謝をする風習がありますが、日本では、食事として出てきた野菜(植物)や肉(動物)自体に感謝を表します。
筆者が小学校の頃に習ったことですが、
「(食べ物に対して)あなたの命のいただきます」といった意味で、「いただきます」を言っているのだと教えられました。
○まとめ
ここまで、「いただきます」は自分が食べる食べ物自体に感謝を表す行為だと紹介してきました。実は、食事の終わりに使う「ごちそうさま」には、また違った意味合いがあります。そのことに関してはこの記事でまとめているので、気になったら読んでみてください!
日本にいる間は、食事の際、ぜひ「いただきます」をつかってみてください!