日本語の文章に登場する「下さい」と「ください」の違いを知っていますか?
日本人もなかなか知らないこの違いは、とても簡単ながら大事な違いになります。
ビジネスでもよく登場する表現を理解して、身につけましょう。
下さいは、動詞
漢字の「下さい」は、英語で言うところの"please (give me)"にあたる動詞です。
したがって、
・私にそれを下さい
・紙を下さい
・チョコレートを2つ下さい。
といった表現で用いられます。
ください、は補助動詞
くださいは、「動詞+ください」の形で使われる補助動詞です。英語で言うと"please"に近い表現です。したがって、ください単体で用いられることはなく、動詞とセットで用いられます。
例えば、
・報告をしてください。(する+ください)
・そこから動いてください。(うごく+ください)
といった表現があります。
まとめ
メールなどで文章を打つ際、「ください」と「下さい」の使い分けはよく出てきます。相手にもきちんとした印象を与えるために、ぜひ使い分けを覚えておきましょう!