日本語の、未満、弱、足らずの違いを説明できますか?
何が違うのか困惑しそうなこの3つですが、違いを図でみていきましょう。
未満

例えば、10個未満というと、10に満たない数を指します。つまり9や8、もちろん0も[10未満の数です。10よりちょっとでも小さければ良いので、9.999999…も10未満です。
弱

10個弱というと、10個よりやや少ない数を指します。ただ、決して10個ではないので注意です。10よりやや少ない、8や9くらいのイメージです。明確な定義があるわけではないので、あくまでイメージです。
足らず

足らずはほぼ弱と同じ意味です。ただ、意味合い的に、「足りない」「少ない」というマイナスなイメージがあります。
例えば、
10年弱で会社を辞めた=大体10年くらいは働いた。
1年足らずで会社を辞めた=1年も働かずに会社を辞めてしまった。
といった使い分けをします。もちろん数字の大小ではなく、文脈的な問題ですが。
「少ない」といったイメージを表すときには、「足らず」を用いましょう!