ことわざは万国共通!世界の知恵が詰まった言葉も、日本語と英語ではほんのちょっとだけ違います。
今回はクイズ形式です。クイズをときながら、「日本人もおんなじこと考えるんやなぁ」と思ってくれると嬉しいです。
ことわざに関する別の記事はこちら
Q1「早起きは三文の徳」(はやおき は さんもん の とく)
「文(もん)」とは昔のお金の単位です。あまり高額ではありませんが、3文というと大体50円くらいの価値でしょうか。優しい日本語に直せば、「早起きをすれば、40円くらいの徳(いいこと)になる」といった感じです。
答えは…
"The early bird catches the worm."
です。
Q2 「百聞は一見にしかず」(ひゃくぶん は いっけん にしかず)
やさしい日本語に言い換えれば、
百聞=100回聞くこと
一見=1回見ること
しかず=及ばない
「100回聞くことは、1回見ることに及ばない」となります。まずは、とにかく見に行って見ないとわからないよ、といったところでしょうか。
これを英語に直すと、どういった表現になるか知っていますか…?
答えは…
"Seeing is believing./One picture is worth a thousand words"
などです!
Q3 「一石二鳥」(いっせき にちょう)
これは、想像して回答してみてください。あえてヒントなしです。
答えは…
"Kill two birds with one stone."
英語の意味とほぼ同じで、一つの石で2羽の鳥を捕まえる、という意味です。 本当に考えることが一緒ですね!
Q4 「悪銭身につかず」(あくせん みにつかず)
悪銭=悪いお金、悪いことをして得たお金
身に付かず=身に付かない、手元に残らない。
直訳をすると、「悪いことをして得たお金はすぐになくなってしまう」と言うことです。
これを英語にすると…
答えは…
"Easy come, easy go."
となります。
Q5 「釈迦に説法」(しゃか に せっぽう)
最後は難問です。
釈迦=お釈迦様、仏教を始めた人のこと。
説法=仏教の教えを説くこと、仏教の考えを説明すること。
つまり、自分より詳しい人に、自分より詳しい内容を説明するな、と言う意味なのですが、
対応する英語わかりますか?
答え
"Don’t teach your grandmother to suck eggs."
"Preaching to the choir"
です!
どうでしたか?
今回は5問のクイズを出しました。
何問正解することができましたか?
ことわざって面白いですよね!
今後もことわざクイズをやっていくのでお楽しみに!