現在、日本政府の方針により、入国制限が実施されています。
世界の国々を赤(危険)黄色、青(比較的安全)の3カ国に分け、日本入国時の検査、待機を定めています。
各国の入国制限は…?
まずは、あなたの国が何色に指定されているか確認しましょう。

「赤」に分類されている国
<欧州>
アルバニア
<アフリカ>
シエラレオネ
「黄」に分類されている国
※黄色文字は7月21日に新たに追加された国。
<アジア>
インド、北朝鮮、スリランカ、ブータン、ブルネイ、ベトナム、マカオ、モルディブ、パキスタン
<大洋州>
キリバス、クック諸島、サモア、ソロモン諸島、ツバル、トンガ、ナウル、ニウエ、バヌアツ、マーシャル諸島、ミクロネシア、フィジー
<中南米>
アンティグア・バーブーダ、ウルグアイ、ガイアナ、キューバ、グレナダ、スリナム、セントクリストファー・ネービス、セントビンセント及びグレナディーン諸島、セントルシア、ドミニカ国、トリニダード・トバゴ、ニカラグア、ハイチ、バハマ、バルバドス、ベネズエラ、ベリーズ、ホンジュラス
<欧州>
アンドラ、ウクライナ、ウズベキスタン、カザフスタン、北マケドニア、キプロス、コソボ、サンマリノ、ジョージア、タジキスタン、トルクメニスタン、バチカン市国、ベラルーシ、ポルトガル、マルタ、リヒテンシュタイン
<中東>
イエメン、オマーン、クウェート、サウジアラビア、シリア、トルコ、パレスチナ、レバノン
<アフリカ>
アンゴラ、エジプト、エスワティニ、エリトリア、カーボベルデ、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、コモロ、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、サントメ・プリンシペ、ジンバブエ、スーダン、セーシェル、赤道ギニア、セネガル、ソマリア、チャド、中央アフリカ共和国、チュニジア、トーゴ、ナミビア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ボツワナ、マリ、モーリシャス、モーリタニア、リビア、リベリア、レソト
「青」に分類されている国
※青色文字は7月21日に新たに追加された国。
<アジア>
インドネシア、韓国、カンボジア、シンガポール、タイ、台湾、中国、バングラデシュ、東ティモール、フィリピン、香港、マレーシア、ミャンマー、モンゴル、ラオス大洋州オーストラリア、ニュージーランド、パプアニューギニア、パラオ、ネパール
<北米>
カナダ、米国
<中南米>
アルゼンチン、エクアドル、エルサルバドル、グアテマラ、コスタリカ、コロンビア、ジャマイカ、チリ、ドミニカ共和国、パナマ、パラグアイ、ブラジル、ボリビア、メキシコ、ペルー
<欧州>
アイスランド、アイルランド、アゼルバイジャン、アルメニア、イタリア、英国、エストニア、オーストリア、オランダ、ギリシャ、キルギス、クロアチア、スイス、スウェーデン、スペイン、スロバキア、スロベニア、セルビア、チェコ、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ハンガリー、フィンランド、フランス、ブルガリア、ベルギー、ポーランド、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モナコ、モンテネグロ、ラトビア、リトアニア、ルーマニア、ルクセンブルク、ロシア、モルドバ
<中東>
アフガニスタン、アラブ首長国連邦、イスラエル、イラク、イラン、カタール、バーレーン、ヨルダン
<アフリカ>
アルジェリア、ウガンダ、エチオピア、ガーナ、カメルーン、ケニア、コートジボワール、ザンビア、ジブチ、タンザニア、ナイジェリア、ベナン、マダガスカル、マラウイ、南アフリカ、南スーダン、モザンビーク、モロッコ、ルワンダ、西サハラ
色ごとの制限とは?

青区分の国からの入国
ワクチン接種証明 | 自宅待機 | 入国後の検査 |
提出の必要なし | 待機の必要なし | 必要なし |
青区分の国からの入国であれば、コロナ前と同様に、入国後すぐに行動が可能です。また、ワクチンの接種証明、入国後の検査も必要ありません。
黄色区分の国からの入国
ワクチン接種証明 | 自宅待機 | 入国後の検査 |
提出した場合 | 必要なし | 必要なし |
未提出の場合 | 3日間 | あり ※ |
※検査を行わない場合、自宅待機が5日間
黄色区分の国からの入国の場合、有効なワクチン接種証明があるかないかによって違いがあります。有効なワクチン接種証明を提出した場合、自宅待機期間や、入国後の検査は必要ありません。つまり、青色区分の国からの入国と変わらない扱いです。
反対に、有効なワクチン接種証明を提出しなかった場合は、入国後に3日間の自宅待機を行い、その後、自主的に検査を行った結果が陰性でなければ、自宅待機を解除することができません。
ちなみに、ワクチン接種証明を提出していない場合に入国後の検査を行わなければ、自宅待機の期間が5日間となります。
赤色区分の国からの入国
ワクチン接種証明 | 自宅待機 | 入国後の検査 |
提出した場合 | 3日間 | あり(自主検査) ※ |
未提出の場合 | 3日間 | あり(施設検査) |
※検査を行わない場合、自宅待機が5日間
赤色区分の国からの入国の場合も、有効なワクチン接種証明があるかないかによって違いがあります。
有効なワクチン接種証明を提出した場合、3日間の自宅待機後に自主検査によって陰性を証明するこで自宅待機を解除することができます。これは、黄色区分の国からの入国でワクチン接種証明を提出しない場合と同様です。
逆に、有効なワクチン証明書を提出しなかった場合、3日間の自宅待機後に、政府の指定する施設で陰性を照明する検査を受ける必要があります。そのため、日程を自身の都合と合わせるよう調整する煩雑さがあります。都合が合わず検査を受けられない場合には、検査を受け陰性が照明される日まで、自宅待機が継続となります。
最後に
日本政府の方針によると、有効なワクチン接種証明提出の有無が入国後の対応を分けるようです。海外から日本へ渡航する人は、自分の国がどこに分類されているのかを確認し、必要な書類や検査が受けられる段取りを準備しておきましょう。