日本では、毎年4月末〜5月の頭にかけてゴールデンウィーク(GW)と呼ばれる長いお休みがあります。春の大型連休とも呼ばれるお休みです。
これは、「国民の祝日」が重なってできるお休みです。
したがって、毎年、GWの長さは変化します。
GW期間中は、お盆や正月ほどではないにしても、様々なサービスが停止します。
以下のサービスを使う時には、気をつけましょう。
郵便物の配送
ゴールデンウィーク中における郵便物の配送は、急ぎ扱いとなるレターパックや書留、速達郵便はゴールデンウィーク中も配送されますが、普通扱いとなる手紙やゆうメール、定形外郵便などは祝日には配送されません。
そのため、4月29日と5月2日〜5月5日までに普通郵便を送る場合は気をつける必要があります。
市役所・役場での手続き
住民票の発行など市役所・役場でおこなえることもゴールデンウィーク中の祝日は、基本的におこなえません。
ただし、一部の市役所や役場では休日でも手続きをおこなえる窓口を設置していることがあるため、手続きの内容によってはゴールデンウィークの期間に手続きできることもありますよ。
そのため、公式ホームページなどを活用して調べておくのもいいかもしれませんね。
銀行での手続き
銀行の窓口での手続きは、基本的に土日祝日は利用できないため、ゴールデンウィーク中も同じく4月29日と5月1日〜5月5日まで利用できないと覚えておくといいですね。
そのため、預金通帳の再発行など銀行の窓口でのみ受付をしている内容であれば、ゴールデンウィーク中におこなえない場合があるので、事前に確認しておきましょう。
ATMでの操作
銀行の窓口は土日祝日に利用できないことが分かりましたが、ATMで操作できる預金の引き出しなどがゴールデンウィーク中にできるのか気になる方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、ATMは基本的に年中無休で手続きできるため、引き出し・預け入れなどはおこなうことができます。
ただし、ATMのメンテナンスなどで利用できないことや手数料が必要なことなど注意する点もいくつかあるので、利用する可能性がある金融機関のホームページなどでゴールデンウィークに関する注意点を確認しておくといいですね。
病院での診察
病院での診察は、祝日に休診が多いため、ゴールデンウィーク中も休診となる場合が多いです。
ただし、ゴールデンウィーク中も診察を受け付けている病院もあるため、病院の公式ホームページや自治体で公表している休日診療の案内などを確認しておくと、いざという時のために役に立つかもしれませんよ。
ネット通販の着日
最近では、インターネットで商品を購入する方が増えていますが、ゴールデンウィーク中は企業によって発送・配達業務を中止している可能性があるので注意が必要です。
ただし、ヤマト運輸や佐川急便など宅配業者の一部は、土日祝日に関わらず配送を行っているので、ゴールデンウィーク前に荷物を発送している場合であれば、ゴールデンウィーク中に荷物が届くこともありますよ。
そもそも「ゴールデンウィーク」とは?
名前の由来となる説は、いくつかあります。最も有力なのが、映画会社の宣伝のため、と言うもの。その昔、5月頭ごろに放映されていた映画「自由学校」が人気になったことで、映画会社が「この放映されている時期を『ゴールデンウィーク』と名付けて、国民が映画をよく見にいく風潮を作ろう!」としたんだとか。
ちなみに、同じ考え方で、秋ごろの連休にも「シルバーウィーク」という名前をつけましたが、こちらはあまり有名になりませんでした。
日本人は、このGWの間に、旅行や遊びに出かけるのが一般的でした。コロナの時代で、今年はあまりお出かけができませんが、あなたが「おうち時間」をたくさん楽しめることを願っています!