英語のことわざを日本語に翻訳すると、日本の文化がよく現れます。
今回の記事では、有名な英語のことわざと、それに近い日本語のことわざについて、3つ紹介していきます!
Too many cooks spoil the broth.
船頭多くして船山に登る
日本語の意味:船を指揮する人が多くて、船が山に登ってしまう。
Many drops make a shower.
ちりも積もれば山となる。
日本語の意味:ちり(=ちいさなゴミ)も多く集まれば、山になる。
No pain, no gain. / Nothing ventured, nothing gained.
虎穴(こけつ)に入らずんば虎子(こじ)を得ず。
日本語の意味:虎の巣穴に入らなければ、虎の子を狩ることはできない。
○日本の文化が出る「ことわざ」
いかがだったでしょうか?最初の船頭が出てくるあたりは、海洋国家の日本ならでは、です。
最後の「虎穴に入らずんば虎子を得ず」は、中国の武将の言葉が由来とされています。その武将は、動揺して士気が下がった部下に、「虎穴に入らずんば虎子を得ず」と語り勇気づけました。その結果、その軍は、突撃して相手を全滅させ、勝利を収めたことからこのことわざができたと言われています。
日本の文化は、大陸の文化の日本の中でできた文化と様々な文化が絡み合って育まれました。ことわざにしても、日本内外の様々な逸話が由来になっています!