日本人の持つ「内側」「外側」と、英語で表される"Outside""Inside"は同じような意味に思えますが、よく間違われるポイントです。
◯よく聞く間違い
電車のホームで「黄色い線の内側でお待ちください」というアナウンスを聞いたことはありませんか?
さて、ここで言う「内側」とは、下の画像のA,Bどちらのことを指すのでしょうか。

答えは常識的にも簡単ですが、Bをさします。
◯内側=Insideではない…?
日本人と英語話者では、以下の画像のような考え方の違いがあります。

英語では、線路が主役で、線路が走っている側が"Inside"となりますが、
日本語では、ホームが主役で、ホームの中心に近い側(人が立つ方)が「内側」となります。
日本では、常に、人間の目線で考えている、ということです。
日本にきて、この概念に悩まされることは多いと思いますが、
Insideと内側が必ずしも一緒ではないことを覚えておきましょう!