日本で生活する上で、携帯電話が必要なシーンは多いと思います。しかし、一度契約してしまうと、通常契約なら最低2年間使い続ける必要があり、中途解約すると、契約解除料が発生してしまいます。2年契約が満了する月に、解約の申出がない場合、契約期間が自動更新になります。
ワーキングホリデーや短期留学の方は契約解除料を支払うか、他の人に譲渡するのが普通です。しかし、譲渡を希望する人を探すのは容易ではないため、プリペイド式の携帯電話を利用するのをお勧めしています。
プリペイド式携帯電話は毎月の基本使用料(※)が要らず、国際電話にも対応しています。ただし、通話料金は通常契約する場合と比較すると高くなります。自分から電話を掛ける機会が少ない方はプリペイド式携帯電話がおすすめです。
ちなみに現在、プリペイド式携帯電話を取り扱っているのは、ソフトバンクとauの2社です。またソフトバンクは通常契約は加え、プリペイド携帯もオンラインから購入する事ができます。忙しくてなかなか店舗に行く時間がないという人はオンライン経由での契約も検討すると良いでしょう。
※ ソフトバンクは、契約日から1年以内に解約する場合、契約解除料10,450円(税込)が発生します。
SoftBank(ソフトバンク)オンライン
通常契約はもちろん、プリペイド携帯の申し込みもオンラインから可能。
インターネット上で契約する際に、原則として本人確認書類(有効期限内の在留カード、特別永住者証明書)、キャッシュカードもしくは預金通帳が必要になります。
docomo(ドコモ)オンライン
日本最大の規模を誇る携帯キャリア。他の携帯キャリアと比較しても端末が豊富。また通話品質もトップクラス。2013年12月にオンライン販売を開始。好きな端末をオンラインから注文できるようになった。
外国人が日本で携帯電話を契約する際に、必要なもの
本人確認書類 有効期限内の在留カード、特別永住者証明書、健康保険証、パスポート、運転免許証(国際免許証を除く)など
キャッシュカードもしくは預金通帳
印鑑
クレジットカード(口座振替を利用しない方)
携帯電話機の代金 (※分割払いの場合、翌月請求されます。)
契約事務手数料 (※契約月の当月もしくは翌月に利用料金と合わせて請求されます。)
携帯電話を購入する場所は、各携帯電話会社のインターネット販売サイト、直販店・販売店(ソフトバンクショップ、auショップ、ドコモショップなど)や家電量販店(ビックカメラ、ヨドバシカメラなど)です。外国語を話せる店員さんがいる店であれば日本語があまり話せないという方も安心して利用できます。また、家電量販店で一括払いで携帯電話を購入する場合、ポイント還元されることもあります。そのポイントは買物に利用できますので、お得度が高いです。